のほほん帝国

のほほんとした雑記です。

プロブロガーの文章つまらない問題

プロブロガーとは何か?

 プロブロガーの定義とは何でしょうか?

 

 Twitterで聞いてみたところ、何人かのフォロワーさんから以下のような定義ではないか?というお答えをいただきました。

  • 専業か兼業か
  • 現在の生活水準を保つくらいのお金をブログから稼いでいること

 

 確かにプロブロガーと言えば「専業で十分な収益をブログから得ていること」というイメージですね。

 

 

 そういう意味では大多数のブロガーはサラリーマン兼業でわずかな収益を得ているだけなので、プロブロガーには該当しませんね。もちろん僕もです。

 

 

サラリーマンブログはつまらない?

 ところで、サラリーマンブログはつまらないとおっしゃった有名ブロガーさんがいます。

 

「収益...たったの5円か...ゴミめ...」

 

「えぇ...?!」

 

 僕はそんなことないと思っています。以下のとくさん(id:nori76)のブログなどはサラリーマンブログの最高峰だと思っています。(この方は経営側ですが)

 

globalbiz.hatenablog.com 

 常に有益な情報を提供してくれますし、コンテンツによっては有料でもおかしくない内容の濃さです。こんな文章を書ける人はなかなかいません。

 

 本来、ブログの読者の大部分はサラリーマンなので、読み手のサラリーマンが共感できる内容がないとおもしろくないのです。とくさんの文章は、経営の現場と密接な関わりがないと書けない内容です。そして、なによりも多くのサラリーマンにとってありがたい情報なのです。

 

 自ら社会との接点を狭めたプロブロガーにとってのおもしろいコンテンツなど知ったことではありません。彼らはもう社会の現場で起こっていることはわからないからです。

 

 

 

プロブロガーの記事はおもしろいか?

  では、専業で十分な収益を得ているプロブロガーさんの文章はおもしろいでしょうか?

 

 僕の素直な感想としては「プロブロガーの文章はつまらない」です。

 

 中島らも氏、みうらじゅん氏、大槻ケンヂ氏の文章を見て育った僕には、あまりにもつまらなすぎます。

 

 それもそのはず、プロブロガーは文章のプロではないのですから。

  (あ、上であげた御三方も本来、文章のプロではない人もいるか...)

 

 つまらないだけならいいのですが、何の役にも立ちません。彼らは読み手との共感を自ら放棄しているのだから当然です。

 

 でもプロブロガーはつまらない文章でもしっかり収益を上げているんですよね。そこは素直にすごいことだと思います。

 

 つまり、「おもしろい文章」と「収益を上げているブログ」は必ずしも一致しないことがわかります。

 

 

どうやってつまらない文章で収益を上げている?

 ではどうやってプロブロガーはつまらない文章でブログから収益を上げているのでしょうか?

 

 結局、彼らに漂うのは金の匂いなんです。そうすれば自然と信者が寄ってきて金を巻き上げられます。

 

「私の収益は530,000です」

 

 信者もその後光に誘われて、結局お金が欲しいだけ。

 

 もし、プロブロガーの文章に感銘を受けている人がいるとすると、それは危険です。世の中を知らなすぎます。もっと普遍の名著でも読んで勉強してください。

 

 これって、ネズミ講やネットワークビジネスの世界と何も変わらないのですよ。ア◯ウェイかアフィリエイトかの違いだけです。業界の構造は同じです。

 

www.yossy-blog.net

 

 プロブロガーは会社という組織に頼らず稼いでいることで、自分の能力があると過信しているかもしれません。しかし、アフィリエイトという仕組みに乗っかるだけで、彼らは何も新しいものは生み出していないのです。

 

 Googleやアフィリエイト業者の気まぐれで収益がなくなる可能性もあるのです。

 

 しかし、彼らは余裕です。言うなれば、フリーザの第二形態の余裕っぷりです。

 

「プロブロガーは信者が増えるたびに収益がはるかに増す...。収益源をあと2つもオレは残している...。有料noteと有料サロンだ...。」

 

「プロブロガーは信者が増えるたびに収益がはるかに増す...。収益源をあと2つもオレは残している...。社☆祭りとエクストラだ...。」

 

「えぇ...?!」

 

 

最後に

 言いたい放題文句を言ってきましたが、プロブロガーが今後どうなろうと知ったことではありません。

 

 しかし、厄介なことにそんなプロブロガーに影響を受けている人たちがたくさんいるのが事実です。

 

 

 そして、プロブロガーに影響を受けた彼らは小銭のために駄文を量産してwebの世界を汚していきます。もうGoogleの検索結果は薄汚れています。ブログの記事タイトルも定型文のようにSEO対策済みです。

 

 それがどんな新しい価値を生み、世界をどう良くしていくというのでしょうか?

 

www.yossy-blog.net

 

 彼らにはどんどんネットの世界をつまらなくしているという自覚はあるんでしょうか?最終的には自分たちの機会損失になるというのに。

 

www.yossy-blog.net

 

 

 ま、その日の収益さえ上がればそれでいいのでしょうね。

コミュ障の原因と治し方を考察してみた

コミュ障とは

 そもそもコミュ障とはなんでしょうか?

コミュニケーション障害(コミュニケーションしょうがい)は対人関係を必要とされる場面で、他人と十分なコミュニケーションをとることができなくなるという障害のこと。コミュ障(コミュしょう)とも称されるが、これは実際の障害とは関係なく単にコミュニケーションが苦手な人を指すネットスラングとして使われることが多い。

(Wikipediaから引用)

 

 やはり、実際の疾病というわけではないですね。

 

 僕もコミュ障ではありませんが、どちらかといえば他者とのコミュニケーションは得意な方ではありません。しかし、僕の仕事はプロジェクトマネージャという、立場上プロジェクトメンバーとのコミュニケーションが必要不可欠な職種です。さすがにプロジェクトを管理する立場が挙動不審はまずいですからね。

 

 この記事ではコミュ障の原因と治し方について考察します。

 

 

僕の妹はいわゆる「リア充」だが

 僕には妹がいますが、いわゆる「リア充」です。

 

 友達の絶対数も僕より多いですし、人生を楽しんでいる感じがすごいです。 

 

 しかし、妹は会話力、傾聴力といった基礎的なコミュニケーション能力が、僕に比べて特に優れているわけではないのです。にも関わらず、僕よりも「リア充」なのです。

 

 この違いから原因を考えてみました。

 

 

 

僕の妹はみんなが好きなものが抵抗なく好き

 僕の妹は、いわゆる流行り物が好きです。

 

 わかりやすく、妹とコミュニケーションの得意ではない僕の違いを表にまとめてみました。

対象
好きな音楽 J-POP パンク
飲み会 好き 嫌い
流行りの店 行く 行かない
ドラマ 好き 見ない
他人の誕生日 祝う 興味なし
部活 運動部 帰宅部

 

 お気づきでしょうか?僕の妹は世間のみんなが好きなものに対して、何の抵抗もないのです。

 

 それにしても、同じ家庭環境で育ったのにも関わらずこうも違いが出てくるものなのですね。こうやって表で対比すると僕のクソっぷりが際立ちます。よく僕は結婚できたな...。妻よ、ありがとう。

 

 

 話を戻します。妹が「リア充」なのは、決してコミュニケーション能力の優劣の問題ではないのです。世間と興味の重複範囲が大きいので、コミュニケーションに抵抗を感じないだけなのです。悪い言い方をすると大衆に溶け込んでいるだけなのです。

  

 逆にコミュ障と呼ばれる人は、この重複範囲が狭いので、コミュニケーションに非常にストレスを感じるのです。大衆に溶け込む要素が少ないということです。

 あー、「PUNKS NOT DEAD」って言ったの誰だよー、ゴリゴリのハードコア聴いてたら生きづらくてしょうがない

 

 

結局は興味の範囲がものをいう

 コミュ障を自称するみなさんも、例えば自分の興味のあるオフ会などでは饒舌になるのではないでしょうか?それは限られた興味の範囲が重複する場だからです。

 

 言うなれば、僕の妹をはじめとしたコミュニケーション能力が高いとされる人は、興味の範囲が広いので社会生活全体がオフ会みたいなものです。無双状態ですね。

 

 

 逆に言うと、例えば僕のパンク好きの界隈の仲間に囲まれると、僕の妹といえども普段のコミュニケーション能力は発揮できません。なぜなら妹とそのコミュニティの興味の重複範囲があまりにも狭いからです。妹はパンクロックに少しも興味がないからです。妹の好きな嵐の新曲がゴリゴリのハードコアなら話は別ですが。

 

 

コミュ障を克服するには方法が2つ

1. 自分の興味のあるコミュニティに飛び込む

 これが一番手っ取り早いです。要はオフ会のような限られたニッチなコミュニティで過ごすことです。

 しかし、生活費を稼ぐために会社組織に入るとなると、なかなか選り好みできないのも現実です。

 

2. みんなが好きなものに興味をもつ

 よく「会話の第一歩は天気の話」と言います。これに従い、あなた自身の興味の範囲を広げていくことです。

 

 とはいえ、興味のない音楽を聴いたり、興味のない飲み会を好きになれ、というのは苦痛なものです。さすがに3代目J Soul Brothersを聴け、と言われたらキツイっすね。ちなみに3代目さんはゴリゴリのハードコアの曲とかあるんですか?

 

 

 閑話休題、日本社会では特に同質性を求められます。どうしても自分を曲げたくなければ、やはり、自分の興味のあるコミュニティを探して、そこに飛び込む方がストレスフリーです。それが難しいのであれば、興味の範囲を広げる努力するしか選択肢はなくなります。

 

 うーん、生きるって難しいですね。

 

 

 

まとめ

 結局は『コミュニケーション能力』という目に見えない抽象的な能力など、そもそも存在しません。誰しも興味の範囲が重ならなければコミュニケーションを取るのは苦痛だということです。

 

 つまりポイントは以下の2点に集約されます。

  • コミュニケーションに必要な労力が大きいからコミュ障
  • 興味の範囲が広ければコミュニケーションに必要な労力を軽減できる

 まぁ、うつ病が何言ってんだって話ですけどね...。

 

 

 「大衆に迎合しろ」と言いつつ、僕自身はテレビを見ない生き方を推奨しています。

 

 

eastern youth(イースタンユース)の名曲を全力でおすすめ!

イースタンユースというバンドを知っていますか?

 イースタンユースというバンドを知っていますか?僕が日本で一番大好きなロックバンドです。

 この記事では、僕の大好きなイースタンユースを全力で紹介します。そして、ゴールはこの記事を読んでいるあなたがイースタンユースのライブに行きたくなることです!

 

 それでは行きます!

 

イースタンユースとは?

 イースタンユースは1988年に札幌で結成されたバンドで、現在は東京で活動している3ピースバンドです。本当に札幌出身のバンドはいいバンドが多いですね。

 また、アーティストからの支持も厚く、意外なところでは山下達郎氏もイースタンユースのファンだそうです。音楽性が違いすぎて想像がつきませんね。

 

イースタンユースの公式サイト

 イースタンユースの公式サイトは以下です。

hadashino-ongakusha.jp

  裸足の音楽社とは、彼らの自主レーベルです。昔はトイズファクトリーやバップなどのメジャーレーベルを渡り歩いていたのですが、今はインディーズで活動しています。

 

イースタンユースのメンバー

 イースタンユースは何度かメンバーチェンジを繰り返し、現在は以下の3人で活動しています。

  • 吉野寿:エレキギター、ボイス
  • 村岡ゆか:ベースギター
  • 田森篤哉:ドラムス

 

イースタンユースの音楽性

 結成当初はOi-PUNKのバンドでしたが、現在は正反対のテーマで歌っています。ベースとなる音楽性はやはりパンクです。

 

 歌詞はほぼ日本語です。自由や日々の泥臭い生活を叙情的に歌っています。

 また、3ピースという特性上、音圧、メロディを補うために歌うようなベースラインが特徴的です。これは脱退した前任のベース、二宮さんがすごかったということがあります。後任で加入した村岡さんもすごいプレッシャーだったと思います。しかし今ではうまく自分の色を出していて新たなイースタンユースの世界が表現されています。

 

 

 

イースタンユースのおすすめの名曲

 僕があれこれ言うより、実際に曲を聞いてもらった方が早いです。それぞれ短い試聴時間ではありますが、バンドの雰囲気は伝わると思います。

※音が出ますのでご注意ください

 

ライブの定番曲(入門編)

夏の日の午後

収録アルバム:旅路ニ季節ガ燃エ落チル(1998)

 

青すぎる空

収録アルバム:旅路ニ季節ガ燃エ落チル(1998)

 

夜明けの歌

収録アルバム:感受性応答セヨ(2001年) 

 

踵鳴る

収録アルバム:感受性応答セヨ(2001年)

 

荒野に進路を取れ

収録アルバム:365歩のブルース(2006年)

 

 

まだまだある名曲

月影

収録アルバム:口笛、夜更けに響く(1995)

 

いずこへ

収録アルバム:孤立無援の花(1997)

 

雨曝しなら濡れるがいいさ

収録アルバム:雲射抜ケ声(1999)

 

スローモーション

収録アルバム:感受性応答セヨ(2001年)

 

素晴らしい世界

収録アルバム:感受性応答セヨ(2001年)

 

 

イースタンユースのライブ映像

 部屋でゆっくりイースタンユースを聴くのも悪くありませんが、やはり彼らはライブバンドです。

 実際のライブ映像をご覧ください。僕はこの記事を書いていてライブに行きたくてしょうがなくなってきました。

 

夜明けの歌

youtu.be

 

街の底

youtu.be

 

荒野に針路を取れ

youtu.be

 

最後に

 いかがでしたか?手短かではありますが、僕が大好きなイースタンユースを紹介させていただきました。少しでも熱量は伝わったでしょうか?

 紹介の都合上、有名な曲の紹介のみにとどめました。いい曲はもっとあります。

 いま、イースタンユースのライブは30代以降のお客さんが大半です。もっと若い世代にもたくさん聴いてもらいたいです。一度ライブに足を運んでみてください。

 例えば、ロックフェスの青空の下で聴く「青すぎる空」の観客一同の大合唱は泣きそうになります。

 イースタンユースをライブハウスで見るなら、個人的なオススメは青森県弘前市にある「弘前マグネット」です。ここは映画館を改装したライブハウスで、独特の雰囲気があります。それがイースタンユースのイメージにぴったりなのです。僕はわざわざ弘前マグネットでのライブを見るために遠征したこともあります。(追記:弘前マグネットは2020年3月で閉店するそうです。素晴らしい時間をありがとうございました。)

 

www.yossy-blog.net

 

 それではライブハウスで会いましょう!

 

Google Adsense(アドセンス)の自動広告が表示されない

最終更新日)2018年5月30日

Google Adsense(アドセンス)の自動広告が表示されない

 「ゴールデンウィークも終わったし、そろそろブログを更新しよう」

 

 久しぶりに自分のブログを見ると、Google Adsenseの自動広告が全く表示されていません。

  気になったので、Adsenseのサイトから自動広告の表示回数を確認したところ、2018年5月3日から、表示回数が0になっていました。

 マジで冒険の書が消えた気分でした。

 

 アドセンスは独自のクローラで、各サイトを巡回しているようですが、そこでクローラのエラーは特に発生していませんでした。

 ※Adsenseのメニューから『設定』→『ステータス』→『クローラ エラー』で確認できます

 

 念のため、Google Search Consoleのクローラエラーも確認してみましたが、こちらもエラーはありませんでした。(アドセンスのクローラとは別物とのことです)

 ※Search Consoleのメニューから『クロール』→『クロールエラー』で確認できます

 

 アドセンスの自動広告のコードを見直したり、設定をいじってみましたが、相変わらず自動広告は表示されません。

 

 うーん、お手上げです。

 

 

Google Adsenseのヘルプフォーラムに問い合わせてみた

 個人でやれることはやったので、Google Adsenseのヘルプフォーラムに問い合わせしてみました。教えてください!

 

 僕が問い合わせた実際のスレッドは以下の通りです。

 

productforums.google.com

 

 そこで、回答いただいた内容を以下に原文そのままに引用します。

サイトを拝見しました。自動広告のコードは適切に設置されているのを確認しました。

 
以下の確認作業を行うことをお勧め致します。
 
1. AdSenseのパフォーマンスレポートで自動広告が表示されているか確認する。
 
お手持ちの端末や環境で広告が表示されていなくても、別の人の環境では問題なく表示されている場合があります。AdSenseのパフォーマンスレポートを見て、自動九国のユニットのインプレッション(表示回数)が0であれば、表示はされていません。
 
表示が少しでもされている場合は、自動広告は機能しています。
 
システム側の判断で一時的に広告配信を絞ったりしているなどの可能性があります。
 
表示回数が0の場合は、次の作業を行うことをお勧め致します。
 
2. 広告コードを作成して、サイトに設置して、広告が表示されるか確認する。
 
広告コードを設置して、マニュアルで広告コードを設置して、広告が表示されるかご確認下さい。マニュアルで設置した広告が表示されるのであれば、自動広告が何らかの理由で配信を止めているか、何か問題がある可能性があります。
 
最近、サイトのテンプレートやカテゴリー構成などを変更した場合は、クローラーの再解析が行われるまで、一時的に広告配信が止まるなどの可能性があります。
 
一時的な現象の可能性もあります。しばらく(最低数日)様子を見ることをお勧め致します。

 

 僕の場合は、1の『AdSenseのパフォーマンスレポートで自動広告が表示されているか確認する』で表示回数が0でした。

 そのため、2の『広告コードを作成して、サイトに設置して、広告が表示されるか確認する』を試してみました。

 

 

 

マニュアルで広告コードを作成したら表示された

 ご教示いただいた内容の通り、マニュアルで広告コードを作成したところ、即座に広告が表示されました。どうやら何らかの原因でシステム側に自動広告の配信が制限されているようです。特にコンテンツの違反などもなかったんですけどね。

 ちなみにAdsenseのクローラの巡回は1週間周期のようです。ということは1週間程度は事象を静観するしかなさそうです。

 

support.google.com

 とりあえずはマニュアルでの広告コード挿入で様子を見ます。状況に変化がありましたら本記事に追記したいと思います。

 同じ事象で悩まれている方、参考になりましたら幸いです。

 

 

<--2018年5月10日追記-->

 未だ事象は解消していませんが、Adsenseのメニューから『設定』→『ステータス』→『クローラ エラー』で確認したところ、以下のようなエラーが出ていました。

 

【エラー内容】

 「ホスティングの問題: サーバーの過負荷」

 

【想定】

 はてなブログ側のサーバで高負荷の障害が発生していて、Adsenseクローラのリクエストがタイムアウトになった?

 それが影響して自動広告対象から外れている?

 はてなブログのサーバ構成はわかりませんが、同じサーバ筐体で運用されているブログも同様に自動広告が表示されていない可能性があります。

 ネットワーク機器の障害か、サーバのハード障害か?

 これ以上はわからないので、今度ははてなブログ運営側に問い合わせしております。

 

 

  

<--2018年5月12日追記-->

 まぁせっかくなんでオススメのアホ記事でも読んでゆっくりしていってください。

 

www.yossy-blog.net

 

<--2018年5月22日追記--> 

 以下の記事に現在の状況をまとめました。

 

www.yossy-blog.net

 

 

 

 

 

<--2018年5月30日追記--> 

 以前、自動広告は非表示のままです。しかし、ようやくはてな運営側から問い合わせに対する回答がありましたので転載いたします。

詳細情報をお知らせいただきましてありがとうございました。
はてなブログのサーバに対する過負荷は検知できておりませんが、
引き続き調査を行っておりますので、今しばらくお待ちいただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 結論は、はてな側のサーバでは過負荷は検知していないとのことです。

 ということで、問題の切り分けはまた振り出しに戻ってしまいました。

 しかしながら、この回答に至るまで2週間...。

 

 ようやく事象の切り分けが一歩前に進んだので、今後の対応を考えてみます。

 

 

はてなブログの記事一覧だけから「はてなスター」を非表示にする

はてなブログの利用者以外には「はてなスター」は意味がわからない

 現在、はてなブログを利用している僕ですが、はてなブログユーザーになる前にも検索やSNSからの流入で、はてなブログを閲覧する機会は結構ありました。

 

 その際、閲覧したブログに「はてなスター」や「はてなブックマーク」は表示されていましたが、正直、まったく意味がわかりませんでした

 

 はてなユーザー以外がブログを閲覧した際、「意味がわからない」だけならまだいいのですが、当時の僕は「はてなユーザーの内輪の馴れ合い」を感じて軽い嫌悪感を覚えるほどでした。同時に「敷居の高いブログなんだなー」とも感じました。

 実際はそんなことないんですけどね。

 自分がはてなユーザーになって「はてなスター」と「はてなブックマーク」を使ってみると、なるほど便利だと感じました。しかし、はてなユーザー以外には無用の長物です。ブログの閲覧者は、はてなユーザーだけではないですから。

 

 そのため、以下のようにブログをカスタマイズしたいと考えました。

  • ブログの玄関となるトップ画面の記事一覧から「はてなスター」を消したい
  • ブログの個別記事にはこれまで通り「はてなスター」を残したい

 

 『デザイン』→『カスタマイズ』→『記事』から「はてなスター」を非表示にすると、個別記事と記事一覧の両方から非表示になってしまいます。これではちょっと困ります。

 

 ここでは、僕が「はてなスター」を記事一覧から消したカスタマイズ方法を記載します。

 

 

 

カスタマイズ方法

 やってみたら簡単でした。以下の方法でCSSを編集するだけでした。

 

 『デザイン』→『カスタマイズ』→『{} デザインCSS』に以下のCSSのコードを追加します。たったこれだけです。

 

.star-container {
  display:none;
}

 

 このカスタマイズがどんな効果があるかはわかりませんが、とりあえず自分のニーズは満たせたので満足です。

はてなブログ読者数増加ランキングに掲載されなかった...【2018/4総括】

最終更新日)2018年5月10日

はてなブログ読者数増加ランキングに掲載されなかった、残念

 当ブログははてなブログを使用しており、その中に読者登録というシステムがあります。これの月別の読者数増加ランキングというものがありまして、ythb(id:yto)さんが毎月掲載しています。

 

yto.hatenablog.com

 どうやら、これは公式ではなくて、ythbさんの善意で集計されているランキングのようです。

 2018年4月は多くの方に読者登録いただき、大変感謝しております。その読者数の増加が今回のランキングに当てはめると20位でした。

※日毎の巡回はできていませんが、定期的にブログを拝見させていただいております

 

 集計されていないのは残念ですが、そもそもythbさんの善意での運営なので、文句は言えませんね。来月こそ掲載されるように引き続き精進していきます。

 

<--2018年5月10日追記-->

 ythb(id:yto)さんからご丁寧に掲載されない理由のご説明をいただきました。

 

yto.hatenablog.com

 以下引用します。

重要なポイントですが、現在のシステムでは新規のはてなブログははてなブックマークのホットエントリ(カテゴリ別)に登場しないと認識できません。認識されないとランキング候補にならず計算が行われません。つまりは、ランクインしないということです。

最近はてなブログ自体がホットエントリに入りにくい傾向にあるようで、新規はてなブログは不利な状況です。新規が取れないとランキングとして不完全であるので、近いうちになんとかしたいと思っております。

申し訳ございませんが、現状に関してはご了承くださいますようお願いいたします。

  ythb(id:yto)さん、ご回答どうもありがとうございました。

 

 

2018年4月の人気記事ランキング TOP5

 さて、気を取り直して、2018年4月の当ブログで閲覧された記事のランキングTOP5を紹介させていただきます。

 

第5位

www.yossy-blog.net

 これは真面目に書いた記事ですね。やはり、現在もgoogle検索すると、SEO対策されたタイトルの検索結果ばかりが上位に出てきて、気持ち悪くなります。

 これが原因でgoogle検索がライト層や若いユーザーから見放されていくリスクがあると感じ、記事を書きました。

 この記事を書くまでは自分も「ブログの記事タイトルでSEO対策しないといけないんだ」と思っていましたが、やはり気持ち悪くなって、これ以降はSEO対策を意識した記事タイトルは控えるようにしています。路線変更のきっかけになった記事です。

 

第4位

www.yossy-blog.net

 僕の中で大きな転機になった記事です。この記事を書くまでは、どんな記事を書くべきか模索していました。

 この記事については、正直「ブログ書いてて楽しい!」と思えました。こういうアホ記事をもっと書いていきたいんですよ。SEO的には最悪でしょうけどね。

 ただ、この記事で大きな反響を得られたので、すごく自信になりました。

 

第3位

www.yossy-blog.net

 これは真面目に書いた記事です。雇用における男女差別への問題提起の記事です。現代の日本社会でも根強く残る差別の一つです。

 この記事も大きな反響をいただきました。社会的に意味を持ちそうな記事を書くことができ、自分では満足しています。もちろん、これが解消に向かわないと何の意味もないんですけどね。

 

第2位

www.yossy-blog.net

 これも真面目に書いた記事です。持ち家vs賃貸という永遠の論争に対する僕の答えです。人の考えは様々ですが、元持ち家派の僕が賃貸派に転向した経緯などを書いています。

 

第1位

www.yossy-blog.net

 これはアホ記事シリーズですね。

 しかし、僕の実体験なんですよ、コレ。これは書いてて楽しかったですし、評価されたことがうれしかったですね。

 

 

 

2018年4月の検索流入記事ランキング TOP3

 当ブログも徐々にではありますが、検索流入が増えてきました。2018年4月の当ブログで検索流入のあった記事のランキングTOP3も紹介させていただきます。

 

第3位

www.yossy-blog.net

 僕は地方出身者なので、その立場からみた「地方創生」について考察しています。

地方の悲惨さ、それに対する対策の甘さを指摘した記事になります。

 しかしながら、当ブログの閲覧者は都市部の方が多いので、「地方創生」ということにすら興味がないのかもしれません。それでも検索流入で3位となったことはいい問題提起になったと思っています。

 地方の惨状を伝える記事を書いた方が需要はあるかもしれません。

 

第2位

www.yossy-blog.net

 話題の投資信託WealthNaviを実際にやってみて、実績も公開した記事です。やはり、旬の投資商品だけに世間の注目度も高いようです。

 これは3月に書いた記事なんですが、こまめにリライトしています。その効果もあるのかもしれませんね。

 

第1位

www.yossy-blog.net

 これも3月に書いた記事ですが、プレミアムフライデーが近づくにつれ、検索流入数が増えていきました。面白い現象でした。

 この記事で本当に訴えたかったのは「労働者が声を上げるべき!」ということなんですが、それが一人でも多くの人に伝わればと思っています。

 

 

 

2018年4月の運営まとめ

 4月は多くのはてなの読者登録をいただきました。本当にありがとうございます。

 5月以降は、真面目な記事とアホな記事で緩急をつけながらブログ運営をしていきたいと思います。

 でも、やっぱり多くの人に読んでいただける記事は、自分も書いてて楽しかった記事なんですよね。これは相関関係ありそうな気がします。

 

 では、今月も引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。

ロックフェスをさらに快適にする持ち物!実際に使ってるものを紹介!

最終更新日)2018年5月1日

今年もロックフェスティバルシーズンが来た!

 今年も宮城県で開催されたアラバキロックフェスティバルに参加して来ました。

 アラバキは数少ない春フェスですが、これから夏に向けて本格的なロックフェスシーズンが訪れます。

 

 

 この記事ではロックフェスティバルをさらに快適にすごすため、全天候に対応した持ち物を紹介します。実際に僕が10年近く使っている実績のあるアイテムです。

 全てのロックフェスティバルに応用可能だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

僕がキャップ可能のロックフェスに持っていく持ち物

 僕がキャンプ可能なロックフェスに持っていく持ち物を紹介します。僕はキャンプ派なので、キャンプ道具が多くなっています。

 

キャンプ系

 

テント(MSR:エリクサー3)

 ロックフェスに行くと、テントはコールマンだらけです。しかし、このMSRのテントは山岳用のテントをより使いやすくしたものです。ロックフェスではまずかぶりません。そして何よりかっこいい!2人までなら余裕です。収納もかなりコンパクトになります。

 

ガスバーナー(プリムス:イータスパイダー)

 ガスバーナーはコンパクトなものの方がいいですが、これはガス台がわりにフライパンも使えます。しかも、あっという間にお湯が沸きます。よく比較される「ジェットボイル」という商品よりも汎用性が高いです。

 

ガス缶

 ガス缶はこのサイズで十分持ちます。このサイズであれば上記で紹介したガスバーナーの袋にも収納できます。

 

ヘッドライト(ブラックダイアモンド)

 ヘッドライトは夜トイレに行く際など、意外と使用します。この明るさも十分ですし、信頼のブランドです。しかも、テントの天井に引っかければランタンが不要です。僕はこのモデルの旧式を使っていますが、どことなくジオン軍ぽいデザインもいいですよね。

 

寝袋(モンベル:ダウンハガー#3)

 寝袋は、化学繊維と羽毛と2種類がありますが、羽毛の方がコンパクトで軽いのでおすすめです。その分、お値段は高くなりますが。アラバキのような春フェスでもモンベルの#3の寝袋があれば大丈夫です。これがあれば夏山登山でも十分に耐えられます。

マットレス(NEMO:ゾア20R)

 お金がなくて、寝袋を安物で節約する場合、寝袋の下に敷くマットレスはいいものを使ってください。地面からの断熱に加え、クッション性もあるので、睡眠の質が変わります。空気で膨らますタイプとかさばるマットレスタイプがありますが、軽量性と携帯性を優先し、空気で膨らますタイプをおすすめします。

 

軍手

 これはキャンプの必需品です。何にでも使えます。

 

 

 

衣服系

 

レインウェア

 天候に左右される野外のロックフェスでは必需品です。これはいろんな商品がありますので、安いものでもいいのですが、チャックが防水加工、もしくはチャックが見えない構造になっているものを選んでください。そこから浸水してしまいます。コンパクトに折りたためる携帯性を優先すべきだと思います。

 

ダウン

 夏フェスでは不要ですが、春フェスでは必需品です。ライトダウンで十分です。夜はレインウェアと重ね着して防寒します。

 

靴下(finetrack:スキンメッシュ5本指)

 野外のロックフェスでは、まず風呂に入れませんが、一日中歩くので、足が蒸れます。そこでこのfinetrackのスキンメッシュの5本指靴下を履きます。これは重ね履き前提ですが、撥水性がすごいので汗を全く感じません。これは本当にオススメです。山岳用の靴下と組み合わせると足の負担をかなり軽減できます。ダマされたと思って試してください。

 

帽子

 これはかぶりたいものをかぶってください。ゴアテックスの帽子もいいのですが、蒸れるので、オススメしません。雨が降ったらレインウェアのフードでOKです。

  

タオル(パックタオル)

 運悪く雨に降られた場合、普通のタオルでは乾かないことが多々あります。そこでこの軽量のパックタオルをオススメします。拭き心地はゴワゴワしていますが、吸水性、速乾性に優れているため、アウトドアに最適です。

 

その他小物系

 あとは個人で必要なものになりますが、以下のようなものがあれば完璧です。

  • 日焼け止め
  • 虫除けスプレー
  • 歯磨きセット
  • 携帯充電バッテリー
  • アウトドア用財布
  • ボディバック

 

 

まとめ

 どうでしょうか?参考になりましたか?

 これだけあれば快適に過ごせます。

 しかも、ここで紹介したアイテムは、全部60Lのバックパックに収納できます。かなりコンパクトにフェス会場に向かうことができます。

 これをきっかけにアウトドアにハマると、いずれは登山も可能です。僕もそのクチでした。気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。

 

サザエさんのオープニング曲はスカなのか論争

サザエさんのオープニング曲はスカなのか?

 学生の頃、一つのくだらない論争がありました。それは友人の何気ない一言がきっかけでした。

 

「サザエさんのオープニング曲ってスカじゃね?」

 当時はKEMURI、POTSHOT、SNAIL RAMPなどのいわゆる「スカパンク」が流行っていました。その流れもあっての友人の素朴な疑問だったと思われます。

 

 確かに、サザエさんのオープニング曲には管楽器のセクションもあるし、ギターがスチャスチャ鳴っています

 

 当時は論争がうやむやなままに消えてしまいました。しかし、長い時を経て、改めてここで検証したいと思います。

 

 

 

サザエさんのオープニング曲リリース当時の時代背景

 よく耳にする「お魚くわえた〜」のサザエさんのオープニング曲『サザエさん』は1969年にリリースされました。

 

 1969年当時は、アメリカは人類初の月面着陸を成し遂げました。反面、ベトナム戦争は泥沼化しており、国内でもアフリカ系アメリカ人の公民権運動で有名なキング牧師が暗殺された翌年で、根強く人種差別の感情が残っていた時代です。

 

 そんな1969年当時に、音楽としてのスカは、ジャマイカですでに人気になっていました。

 

 その後、ジャマイカのスカの影響を受けた2トーンと呼ばれるスカのスタイルが発生しますが、それは1970年代後半のイギリスまで待たなければなりませんでした(The SpecialsやMadnessなど)。

 

 つまり、サザエさんがスカミュージックだとすると、当時はかなり先進的な音楽だったことになります。

 

 

仮説:サザエさんは人類融和の願いが込められているのではないか?

 ここで一つの仮説が浮かんできます。

 

 サザエさんは家族の大切さを表現している作品です。

 

 前述した、1970年代後半にイギリスで発生する2トーンでは、白人と黒人が一つのバンドでスカにパンクの要素を取り入れて演奏しました。人種差別が当たり前だった時代にこれは革命的なことでした。つまり、反差別の象徴的なムーブメントでした。

 

 だとすれば、昭和の歌謡曲の大作曲家、筒美京平は人類融和の大切さを訴えるために、あえてジャマイカを発祥とするスカの要素を、2トーンに先駆けてサザエさんのオープニング曲に取り入れたのではないか?

 

 そう、サザエさんとは安易にスカの要素を取り入れたのではなく、人類融和の大切さを訴えた新たな時代へ向けたアンセムだったのです。

 

 

 

結論:サザエさんは本当にスカなのか?

 サザエさんは、当時先進的だったスカの要素を取り入れた人類融和のアンセムである。そう確信を得た僕は改めて、サザエさんのオープニング曲を聴いてみました。

 人類融和の願いが込められていると思うと、より一層味わい深いメロディに感じます。

 

 すると、昔ピアノをやっていた妻に言われました。

 

「この曲、裏打ちじゃないからスカじゃないわよ。」

 

 ?!

 

「さっきからバカみたいにサザエさんの曲聴いてるけど大丈夫?」

 

 なんてことだ!僕は視野を狭くして、大局を見ることができていませんでした。そんな単純なことに気がつかないなんて!!

 

 10数年の時を経て、ようやく一つの論争に終止符が打たれました。

 

「サザエさんのオープニング曲はスカではない。」

 

 今度友達に会ったら教えてあげよう。多分忘れてるけど。

 

 

 サザエさんの曲にどんな想いが込められているとしても、差別はいかんよなぁ。

 

社会性という名の暴力。人間はなぜ集団生活で洗脳されていくのか?

集団生活における理不尽なルール

 集団生活にはルールがあります。国には法律があるにも関わらずです。

 「人が3人集まれば派閥ができる」

 という言葉があるように、集団生活の中では独自の社会が生まれます。時にそれは社会性とも呼ばれます。

 

 僕は高校時代、田舎の学校で寮生活をしていました。その寮には、学校が作った寮規則の他に、独自の体育会系の理不尽なルールがたくさんありました

 

 ここでは、理不尽なルールに染まっていった僕の経験を記載します。一つの寮の特殊な例だと思わずに、あなたの所属する集団に対象を置き換えて読んでいただきたいです。

 

 

寮に実際にあった理不尽なルール

 僕のいた寮には下記のような理不尽なルールがありました。もちろん、違反すれば指導行為という名の暴力が待っています

  1. 使いパシリ(上級生から1年生に対しての命令)
  2. 喉を潰すくらいの大声の挨拶の強要
  3. 一発芸の強要
  4. 寮の食堂、風呂場での使用可能範囲の限定
  5. 上級生のための食事作り(インスタントラーメンなど)

 

 みんな1年生の頃は「嫌だ、くだらない、絶対こんなルールなくしてやる」と思っていました。しかし、2年生に進級し、義務が免除されると、これを1年生に強いるのです。

 そればかりか、社会性を身につけ、寮生としての絆を深めるためには素晴らしいルールだと思い始めるのです。実際、僕もそう思っていました。

 

 

寮内でのみ存在した独自の身分制度

 寮の中では、学年という大きな階層がありました。そして学年ごとにスクールカーストのようなピラミッド構造の身分制度の序列が存在したのです

 階層の上に所属する寮生だけが、寮内で大きな権力を持ち、優雅な寮生活を送れるのです。具体的には上記で説明した寮のルールの強要が可能なのは階層の上だけです。

 階層の下に所属する寮生は下級生のパシリ利用などのシステムを利用できません。

 このように、自然と全員が上を目指さざるを得ない独自の身分制度があったのです。そのため、下級生はあの手、この手で上級生に気に入られようとします。

 

 一番有効だったのは、自身と同じ出身中学校に権力をもったOBがいることです。僕の場合は、遠方からの進学だったので、OBがいませんでした。そのため僕のように、OBに頼れない人間は、自らの力でのし上がっていくしか方法がありませんでした。

 

 

社会との類似点

 上記で説明した、理不尽なルールと身分制度は、まるで社会の縮図です。

 会社の以下のようなルールも、会社の就業規則にない独自の理不尽なルールと言えないでしょうか?

  1. 有給がとれない
  2. つきあい残業
  3. 半強制の飲み会

 

 これらは、会社の経営陣に指示されたルールではありません(一部のワンマン中小企業は除く)。

 にも関わらず、集団の構成員が勝手にルールを作り上げ、相互監視の状況を生み、お互いを締め上げていく...。

 

 そんなルールおかしい、と思いながらもみんな無言でそれに従っていくのです。

 しかも会社には昇進という独自の身分制度システムがあります。これは寮でのルールと全く同じです。

 

 

何が寮の理不尽さを改革したか?

 僕の卒業後、寮の独自ルールはかなり緩くなったそうです。それは入寮した我が子を心配した保護者からのクレームがきっかけでした。

 僕らは当時「なんだよ、あのくらい。マジでああいうのをモンスターペアレントって言うんだろうな!」とすら思っていました。

 

 洗脳とは恐ろしいと思いませんか?

 

 しかし、恐ろしいことに、僕が入寮する30年ほど前に、寮の厳しさに耐えかねて自殺した寮生がいたそうです。それにもかかわらず、寮の独自規則はなくなりませんでした。

 実社会の場合もそうです。「ニュースバリューのある事件」によってでしか変われないのです。しかし、電通の高橋まつりさんが自殺した後、あなたの会社の労働環境はよくなりましたか?よくなっていれば、それはマシな会社です。僕の会社は何も変わりませんでした。

 

 

一番恐ろしいと思うこと

 僕の場合は卒業してから、やっぱり寮のルールはおかしい、と気づくことができました。しかし、まだその洗脳から解けていない人がたくさんいるということです。おそらく、他の学校の寮にも同じような理不尽なルールは存在するでしょう。

 高校の友達からは「なんだかんだで、寮楽しかったよね。」という話がいまだに出ます。今の僕はそうは思えません。

 

 実は、僕の高校は、たくさんの財界人を輩出しています。もしかしたら、その寮の洗脳されたままの人が、あなたの会社の重役にいるかもしれないのです。

 

 そんな人が経営陣に上り詰めた会社に働き方改革ができると思いますか?

 

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仮想通貨をなぜ買うのか?仕組みを理解して買っていますか?

仮想通貨をなぜ買うのか?

 仮想通貨が流行っていますね。猫も杓子も仮想通貨、仮想通貨です。

 これ、普通の投資であれば、こんなに仮想通貨が騒がれるということはもうバブルは終わり、ということになります。

 

 

 別の記事でも書いていますが、仮想通貨は中央銀行が発行していないことに大きな意義があります。

 

 

 なぜ仮想通貨でなければいけないのか?その意味を理解せずに、ただ「楽して儲けたいから」だけの気持ちで買っている人があまりにも多い気がします。

 

  • そもそも仮想通貨の仕組みを知っていますか?
  • ちゃんと他人に自分の言葉で説明できますか?

 

 それができないのに、仮想通貨を買おうとしているのであれば、やめるべきです。自分が内容を理解していないものを簡単に買うべきじゃありませんよ。

 

「パンクバンドのライブの最前列で、彼女をモッシュから守っている彼氏」と変わらないレベルです。観客の盛り上がり方を理解していたらそこには行かないでしょ、普通。

 

 

 

年収10年分でチューリップの球根を買う?

 あなたは自分の年収の10倍の値段でチューリップの球根を買いますか?

 

「買うわけねぇじゃん。」

 

 と思うでしょう。それが普通です。しかし、世界最初のバブルが、チューリップの球根だったことは有名です。

チューリップ・バブル(蘭: Tulpenmanie、 Tulpomanie、 Tulpenwoede、 Tulpengekte、 bollengekte。英: Tulip mania、Tulipomania、チューリップ狂時代とも)は、オランダ黄金時代のネーデルラント連邦共和国において、当時オスマン帝国からもたらされたばかりであったチューリップ球根の価格が異常に高騰し、突然に下降した期間を指す。

チューリップ・バブルのピーク時であった1637年3月には、1個当たり、熟練した職人の年収の10倍以上の価格で販売されるチューリップ球根も複数存在した。1619年から1622年にかけて、三十年戦争の戦費調達のためにヨーロッパ全体で行われた貨幣の変造「Kipper-und Wipperzeit」にも、バブル経済類似の熱狂が存在したと指摘する研究者もいるものの、チューリップ・バブルは、記録に残された最初の投機バブル(またはバブル経済)であると一般に考えられている。「チューリップ・バブル」という語は、今日では、資産価値がその内在価値を逸脱するような大規模なバブル経済を指してしばしば比喩的に用いられる。

(Wikipediaより引用)

 

 でも、それは今チューリップの球根がバブル高騰状態ではない、現代だからこそわかることです。その当時のオランダ人は大真面目に買っていたんですよ。

 

 

楽して儲けたい人はなんでも買う

 もし、ホームランバーの当たり棒が200万円の高値で取引されたらどうします?きっとみんなは仮想通貨を買わずに片っ端からホームランバーを買うでしょう

 そして、転売屋が助長し、ホームランバーの価格が高騰していきます。

 

 それでも楽して儲けたい人はホームランバーでも買うんですよ。

 

 で、バブルが弾けた頃に

 

「なんであんなにホームランバー買っちまったんだ...。」

 

 

 と後悔します。僕も実家にあるビックリマンのシールを見てそう思いますよ...。

 

 

 

仮想通貨を紹介しているブログを見たことある?

 仮想通貨を紹介しているブログは、それらしいメリットをつらつら買いて、最後は仮想通貨に関する情報商材や取引所へのアフィリエイトリンクですよ。

 

 もはや、様式美です。ある意味、伝統芸能ですよ。

 

 楽して儲けたい情報弱者を養分にしようと必死で消耗してるんですよ、彼らも。

 

 と、いいつつもこのサイトもアドセンス貼ってるんで、仮想通貨の広告が表示されることは大いにありますけどね!

 

 最後に言っておきますけど、僕は仮想通貨の存在意義自体は否定していないです。むしろ素晴らしいと思っています。

 

 

 

 

 

 アルファブロガーが率先して煽ってるものなぁ...。

「お祈りさせてください」の怪しい宗教に働き方改革を感じた

「お祈りさせてください」という怪しい宗教

 「お祈りさせてください」

 

 と街で怪しげな声をかけられたことはありますか?

 

 僕も学生の頃、声をかけられたことがありました。

 怪しいので、もちろんお断りしました。

 しかし、いま思うと、その宗教団体は、10数年以上前に「働き方改革」を既に達成していたのです。

 

 僕の過去の体験談と今感じることを書いていきます。

 

 

 

「お祈り」の所要時間は長かった

  あれは1990年代。当時の僕に、怪しげなおばちゃんが声をかけてきました。

 

「あなたの幸せを願ってお祈りさせてください。」

 

 当時の僕は今と違って純真無垢でした。無視するのも悪いので、話だけでも聞いてみようと、まずは所要時間をたずねてみました。

 

「別にいいですけど、何分くらいかかります?」

 

「30分くらいです。」

 

 ながっ!

 

 30分といえば、X JAPANの「ART OF LIFE」(29分)よりも長いじゃないですか!

 Ramonesのデビューアルバムの総再生時間よりも長いのです。

 

 

おばちゃんからまさかの駆け引き

「じゃあ、いいです。」

 

 そう言って立ち去ろうとする僕に、そのおばちゃんはまさかの駆け引きを持ちかけてきます。

 

「30秒だけでもいいので!!」

 

 ?!

 

 そんなお祈りのサビ部分だけでいいんですか

 

 レコードからCDになって、曲の頭出し再生が容易になりました。その変化に伴い、聞き手の興味を引くため、出だしがサビの曲が増えたというのは音楽業界では有名な話です。まさか、そのムーブメントが宗教業界にまで到達していたなんて!

 

 これはプロセスを重視するプロレスで例えると(韻を踏んでるみたいになった)、長州力vs安生洋二の5分弱で決着した、あの試合と同じくらいの衝撃ですよ!

 

 そこまでお祈り時間を短縮できるなんて、随分と寛容な神様ですね。そこまで寛容な神様なら、逆に信仰してみる価値があるかもしれません。

 

 

  

おばちゃんは宗教改革ではなく、働き方改革をしていた

 当初のお祈り時間が30分、そこから30秒への短縮ですから、約98%の効率化ですよ。

 

 僕は社会に出てから気づくのですが、98%の効率化ってものすごいことですよ。同じくらい僕の労働時間を効率化をできれば、僕は長時間労働に至らず、うつ病にならずに済んだものを...。

 

 このおばちゃんは、マルティン・ルターのような「宗教改革」は成し遂げられなかったかもしれません。

 しかし、このおばちゃんは期せずして、1990年代のうちに「働き方改革」を成し遂げていたのです!その10数年後に、日本政府が慌てて提唱する「働き方改革」を、です。ブラック企業という言葉がこの日本に存在する前の出来事なのに!これはすごくないですか?

 

 

というかおばちゃんの見積もり甘過ぎ

 まぁ、これも社会に出てから改めて気づくのですが、このおばちゃんは当初のお祈り時間の見積もり精度が低すぎますね。「この見積もり、ぼったくり!」と罵られても反論できません。

 

 

 僕もプロジェクトマネージャとして、いろんなプロジェクトを見てきました。98%ディスカウントなんて自分の信用をドブに捨てる事と同じなので、提示できないですよ。

 

 結局怪しかったんで、当時の僕も当然、お祈りは断わりましたよ。

 

 

 本当、生きるのってむずかしいですねぇ。

 

自分探しの旅から生きて帰って来た人を僕はまだ知らない

自分探しの旅から生きて帰って来た人を僕はまだ知らない

 「自分探し」という言葉が一気に有名になったのは、元サッカー日本代表の中田英寿が2006年ワールドカップ後の現役引退の際に「新たな自分探しの旅に出たい」と語ったことがきっかけだったと記憶しています。

 

 それまでは、東南アジアあたりの発展途上国に行って、安宿で沈没したりしながら、ぶらぶら遊んでくることが若者にとっての自分探しでした。いわゆる「青い鳥症候群」そのものでした。

 

 その後、「自分探し」というワードが有名になるにつれ、「自分探しw」とネガティブな印象を持たれるようになりました。

 

 これは、自分探しの旅に出た人が「自分のいいとこ、ひとつみっけ!」との発見報告をいつまでもしないことも印象を悪くしている原因でしょう。

 

 つまり、自分探しの旅に出て、生きて帰って来た人はまだ誰もいないのです。

 

 世の中にすでに溢れている「自分探し」を批判する記事を書いてもおもしろくないので、ちょっと違った視点から「自分探し」を考察してみます。

 

 

 

普段めんどくさがるから自分探しの旅に出るハメになる

 僕はうつ病で休職しています。

 

 休職して心身を休めていると、その後は自分の考えを整理することが大事になってきます。それによって、原因を突き止め、再発防止や治療に役立てていくのです。

 

 そう、僕は自分探しに近い行為をしている最中なのです。

 

 しかし、僕は自分の考えを「年一回の年末大掃除で片付ければいいやー」としか思っていなかったので、頭の中で自分の考えが散らかりっぱなしです。

 

 普段から自分の考えを整理できていれば、自分など簡単に探せたものを、年一回の年末大掃除で済ませようとするから、「世界を放浪して発展途上国の子どもとサッカーをして自分見つけたる!」という一発勝負で自分を探すハメになるのです。

 

 

自分探しの旅の行き先が海外でなければいけないと誰が決めた?

 この忙しい現代社会、確かに自分の考えをこまめに整理することはめんどくさいです。

 

 そう考えると、できるだけ楽をして、一発勝負で自分探しをしたくなる気持ちはよーくわかります。かといって「海外で自分探しの旅」というと、バカにされてしまいます。

 

 しかし、あなたは自分探しの旅が以下のようでなければならない、という固定観念にとらわれていませんか?

 

  • 旅の行き先は海外(できるだけ発展途上国)
  • 旅の期間はできるだけ長期

 

 本来、旅のスタイルはいろいろあるはずなのに「自分探しの旅」だけは金太郎飴みたいな同じスタイルになってしまうんです。

 

 

もっと自分探しの旅を気楽に考えよう

 もっと自分探しを気楽に考えてみましょう。

 

 そう、旅は本来自由なものなのです。

 

case1. コンビニ

 近所のコンビニに行く際、家族に「ちょっと自分探しに行ってくるわー。」と宣言してみましょう。

 

 現代の日本において、コンビニに行くほど気楽な「旅」はないでしょう。コンビニへ行く、という行為を自分探しの旅にしてしまえばいいのです。

 

 ただ、コンビニへ行くだけなのにすごく勇ましく感じませんか?自分探し特有の青臭さも感じません。まるで、魔王を倒す冒険へ旅立つ勇者のようです。

 コンビニに行くまでにあれこれ考えていると意外と発見があるものです。

 

case2. トイレ

 もし、お腹が痛くてトイレへ行く時も「ちょっと自分探しに行ってくるわー。」と宣言してみましょう。

 

 お腹が痛いのを我慢していることから漂う苦悶の表情が、これから始まる自分探しの旅への悲壮感にダブります。そのことが、あなたを本当の旅人にしてくれるかもしれないのです。

 トイレって個室なので、一人で集中して考えることが可能です。ここでも意外な発見が生まれる可能性は十分にあります。

 

 

 

最後に

 僕は自分探しには否定的だったんですが、身近な行為に置き換えて考えることで、案外悪くない気もしてきました。

 十四代の蔵元に行かなくても、自分探しは十分にできますね。

 それにしても生きるのってむずかしいなぁ。

 

なぜヤンキーはキティちゃんのサンダルを履くのか?

なぜヤンキーはキティちゃんのサンダルを履くのか?

 あなたは深夜のドンキホーテなどで、キティちゃんのサンダルを履いたヤンキーを見たことがあるでしょうか?たいてい、彼らは上下スウェット、もしくはジャージにキティちゃんのサンダルという着こなしです。

 

 これは僕の田舎だけの現象かと思ったら、どうやら日本全国各地で目撃談が相次いでいる事例だそうですね。しかもいまだに続く謎の文化です。

 

 

 しかし、不思議に思ったことはありませんか?

 

 この「ヤンキー」×「キティちゃんのサンダル」というスタイルは一体どこから広まったんでしょうか?

 

 錬金術、魔法、天動説...。

 

 あらゆる謎を解明してきた科学の力をもってしても、この謎はいまだに解明されていないのです。僕らの生まれくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ったっていうのに。

 

 しかも、人類が生み出した最高の集合知、Webの力を使ってネットで検索しても、この謎に対する納得できる最適解にはたどり着けないのです。

 

 これは興味が湧いてきました。

 

 

 

専門雑誌があるのか?

 ヤンキーカルチャー専門雑誌があるのか?

 

 僕も最初にこれを疑いました。

 

 伝説のヤンキー雑誌、「ティーンズロード」の意志を継いだヤンキーカルチャーの専門雑誌があるのではないか?ということを。 

 

 だが、ちょっと待って欲しい。

 

 そんな雑誌があるのならば、すでにネット検索でその存在がわかるはずです。しかし、そんなものをほのめかす事実はありません。

 

 ということで、専門雑誌説は消えました。

 

 

もしや集合的無意識ではないか?

 この情報化時代の現代において、キティちゃんサンダルという事実はあるのに、ネット上のどこにも発祥の痕跡がないというのはあまりにも不可解です。

 

 とすると、答えは人間の中にあるのではないのでしょうか?

 

 もはや僕の脳で考えられるのは、集合的無意識しかありません。

 

 集合的無意識とは、以下のように定義されています。

集合的無意識(しゅうごうてきむいしき、ドイツ語:Kollektives Unbewusstes、英語:Collective unconscious)は、カール・グスタフ・ユングが提唱した分析心理学における中心概念であり、人間の無意識の深層に存在する、個人の経験を越えた先天的な構造領域である。普遍的無意識(ふへんてきむいしき)とも呼ぶ。個人的無意識の対語としてあり、ユングはジークムント・フロイトの精神分析学では説明の付かない深層心理の力動を説明するため、この無意識領域を提唱した。

 (Wikipediaより引用)

 

 わかりやすくいうと、民族や集団、地域が違うにも関わらず、神話などには同じようなエピソードが多いのです。一例として、ヨーロッパのドラゴンに対して、中国には龍という架空の生物が存在します。これは民族や人類に共通する無意識の領域に刷り込まれている記憶ではないか、ということです。

 

 つまり、日本中のヤンキーの、いや、我々人類の無意識の領域に「キティちゃんのサンダル」が刷り込まれているということです。

 

 そして、日本のヤンキーがいち早く、その無意識の記憶にアクセスすることができたのだ、と僕は考えています。

 

 もしや、これはジオン・ズム・ダイクンの提唱したニュータイプそのものではないでしょうか。シャア・アズナブルが人類への変革を訴えたトンデモ理論です。

 

 そうすると、日本のヤンキーたちは、人類が宇宙で暮らす前にも関わらず、ニュータイプへの変革を遂げてしまったことになります。

 

 これはすごいことです。興味は増すばかりです。

 

 

 

集合的無意識について詳しく調べてみた

 確信を得た僕は「集合的無意識」でgoogle検索しました。

 

 すると、出るわ出るわオカルト論の数々...。気分が悪くなってきました...。ムーでも読んでいた方がまだマシです。そして、僕は検索結果をそっと閉じました。

 

 真相は今も闇の中です。

 

 

 たまにはこういう文章を書いてみたかったんですよ...。

そもそも仮想通貨とは何か?暗号通貨?流通して困るのは誰か?

最終更新日)2018年5月23日

この記事について

 これは仮想通貨への投資をすすめる記事ではありません。仮想通貨の意義を手短にまとめた記事です。

 

僕の仮想通貨(暗号通貨)に関するスタンス

  こういった記事を書くにあたり、僕の仮想通貨へのスタンスを示さなければフェアではありません。以下の通りです。

  • 仮想通貨は一切保有していない
  • 仮想通貨という呼称には納得していない
  • 仮想通貨の仕組みは素晴らしいと思っている

 

 

 

僕は仮想通貨という呼称に納得していない

 海外のメディアを見ると、crypto currencyという単語が使われています。訳すと「暗号通貨」です。これが暗号化され管理されているビットコインなどの本質を表しています。

 しかし、不思議なことに日本のメディアでは「仮想通貨」という表現が使われています。これは作為的なものを感じずにはいられません。

 

 もし、以下の2つの個人情報管理ポリシーを示す文章があった時、それぞれどう感じますか?

  1. お客さまの個人情報は、暗号化され管理されております。
  2. お客さまの個人情報は、仮想化され管理されております。

 

 例文1からは「セキュリティ的にしっかり管理されている」という印象を受けます。

 それに対し、例文2からは「個人情報の仮想化?大丈夫なの?それ?」と頼りなく感じてしまいます。

 

 あまり勘ぐると陰謀論じみてしまうので、このくらいにしておきますが、「暗号通貨」と表現しないことで、誰が得をするのかよく考えてください。

 本記事では以下便宜上、「仮想通貨」で統一します(納得してないですけど)。

 

 

仮想通貨の仕組み自体は素晴らしい

 僕の正直な意見として、仮想通貨の仕組み自体は素晴らしいと思います。なぜなら、中央銀行が一切関与していないからです。

 

 あなたの持っている一万円札は日本の中央銀行である日本銀行が発行することにより、一万円の価値を持っているのです。あなたが一万円札を発行しても、一万円の価値の裏付けがありません(それ以前に偽札なのでアウトですけど)。ですから、一万円札には「日本銀行券」と記載されています。

 各国の中央銀行の価値の裏付けがないにも関わらず、仮想通貨は独自の通貨価値を持っています。これはとても素晴らしいことなので、仮想通貨の最大の意義です。しかも、仮想通貨には国境がありません。どの国に行っても仮想通貨の価値は変わらないのです。

 

 このことを都合が悪いと思うのは誰なのか考えてください。

 

 

 

仮想通貨が投機対象になっているのが残念

 仮想通貨の仕組み自体は素晴らしいと述べました。

 

 しかし、現在は仮想通貨は、FXと同じく、ただのギャンブルにしかなっていません。

 

 本来、仮想通貨は金と同じ安全資産としての性質を持つべきものであるはずです。しかし、現在は安全資産としては変動率があまりにも高すぎます。つまり、高リスクのため、安全資産としての役割を果たせていません。

 

 

 

結局、仮想通貨には投資すべきか?

 結論から言うと「現時点で仮想通貨には投資すべきではない 」と考えています。

 

 現在、先進国は仮想通貨への監視を厳しくする方向で動いています。つまり、仮想通貨自体の性質以外の面で、ルールが定まっていない投資商品なのです。途中でルールが変わる可能性があるゲームは、リスクが高すぎます。

 

【参考リンク】

diamond.jp

 

 現在の世界経済を牛耳るアメリカと中国の二大大国が揃って、公に仮想通貨を認めれば、その時点で仮想通貨を投資対象として考えるべきでしょう。

 

 仮想通貨を考える場合には、まず仮想通貨が何者か?ではなく、中央銀行が何者か?ということを学ぶべきだと思っています。

 

www.yossy-blog.net

 

 

 以上、僕の仮想通貨に対する意見でした。

 

アロエベラジュースというネズミ講(マルチ商法)に騙されかけた話

僕がネズミ講にダマされかけた話

 アロエベラジュースって知っていますか?

 これネズミ講(マルチ商法)なんですよ。

  

 今日は僕がネズミ講にダマされかけた話をします。

 

 

 

当時の僕は会社を辞めたかった

 当時の僕は新卒3年目、仕事には慣れましたが、業務はメインフレームでインフラ管理、プログラム言語はCOBOLで細々と開発をやっていました。今も金融系で細々と使われている古いコンピュータと言語です。

 旧世代の技術なので、技術者として焦りを感じていました。

 

「メインフレームの知識だけあってもなぁ。」

 

 JavaやUNIXとは無縁の世界でした。

 

「こんな潰しの効かない技術しか習得できないなら、会社辞めてワーキングホリデーに行きたい。」

 

 いま思うとその発想自体が痛々しすぎます。しかも当時の英語力は中二レベル。そこで国際交流会館(留学生のサポート施設)に英語のタンデムパートナー(外国人に日本語教える代わりに英語を教えてもらえる)募集へ登録しました。

 

 連絡はすぐ来ました。

 

「私は日本人ですが、夫がオーストラリア人です。英語を教えることができます。一度会ってみませんか?」

 

 僕はその人に会うことにしました。ネズミ講への入り口とも知らず...。

 

 

ネズミ講は不労所得がキーワード

 喫茶店でその人(以下Mさん)に会いました。Mさん一人でした。

 

 (夫のオーストラリア人に会いたいのに...)

 

 と思いつつ、世間話をします。そこで、

 

「『金持ち父さん貧乏父さん』って知ってる?」

 

 

 はい、来ました!ネズミ講定番ワード!

 

 今ならこの時点でさようならです。

 

 が、当時の僕はその本に「ほぇー、不労所得すげー」と感心していたバカでした。

 

 そこから、不労所得の話が始まり、

 

「不労所得のこと勉強してみない?有名なBさん主催の勉強会があるんだけど。」

 

 この時僕は、Bさんはエンジェル投資家なんだろうと勝手に想像していました。

 これは貴重な機会だと思い、勉強会に参加を決めました。

 

 

BMWでお迎え、そして始まる勉強会

 勉強会の日、会場の最寄り駅までMさんとその先輩が、BMWで迎えに来てくれました。

 今思うと、型落ちの3シリーズなのでそこまですごいものではありません。それでも当時の僕の射幸心を煽るには十分でした。

 

 勉強会会場には70人くらいいました。

 

 そして今日の主役、Bさん登場!その時の会場は「教祖様登場!」の盛上りでした。

 「Bさんてすげー投資家なんだな。」

 

 僕はまだのんきです。

 

 勉強会でBさんは以下のようなことを言ってました。

 

  • 不労所得で、一年の半分をハワイで自適に過ごしている
  • 好きなことで生きるのは素晴らしい
  • 不労所得は素晴らしい
  • 引き寄せの法則は本当にある

 

 今思えば、成功例を自慢して、旬のワードで気持ちを操る常套手段です。上記のワードを使う人は疑った方がいいです。

 

 そして、肝心の事業内容の説明がないまま、勉強会は終了しました。

 

 

 

ようやくネズミ講だと気づく

 再びBMWに乗せられ、僕はBさんの先輩の家へ連れて行かれました。

 

 ここで事業内容の紹介です。

 

「このアロエベラジュースは本当に健康にいいのッ!みんなにおすすめしたいのッ!」

 

 

 

 アッーー!

  バカな僕でもここで気づきました。これネズミ講じゃん!

 つまり、【Bさん→Mさんの先輩→Mさん】というネズミ講の階層構造があって、僕はMさんの下階層(収益の養分)になるところでした。

 

「このアロエジュースはセットで本来40,000円。Mさんの紹介だから35,000円でいいわ。」

 

 いや、高過ぎでしょ!

 

 コンビニのアロエドリンクの方が安くてウマイでしょ。

 

 そして僕は断りを入れ、その家を後にしました。断った後の態度の急変は忘れられません。

 

 現代風に表現すると「社畜乙w」でした。

 

 

みんな養分を探すのに必死

 結局何が言いたいかといえば、「不労所得」、「好きなことをして生きる」を語る人は新たな養分を探すのに必死なんです。

 

 上記の人たちも不労所得といいながら、新たな養分を探すためにかなりの労力を使って消耗してました。

 

 フルタイムで働く人より一日の拘束時間が長いのではないのでしょうか?皮肉なものですね。

 

 今の時代も姿や形を変え、あなたを養分にすべく虎視眈々と狙っています。気をつけてくださいね。

 

  

おわりっ