のほほん帝国

のほほんとした雑記です。

魔法少女になり隊(ましょ隊)は本格的なライブバンドである

魔法少女になり隊(ましょ隊)はライブバンドである

「魔法少女になり隊」

 

「は?何?三十路のおっさんが魔法少女になりたい?アタマ沸いてんの?」

 

 いえ、僕が魔法少女になりたいわけではありません。僕がうつ病だからといって、マジでそう思っていたら、心療内科でお薬の量を増やしてもらわなければなりません

 

「魔法少女になり隊」というバンドの話です。

 

 そのサークルバンドのような名前からしてイロモノだろうなー、と思っていたら実はすごくいいライブバンドだったのです。

 

 この記事では「魔法少女になり隊」(略称:ましょ隊)を紹介します。

 

 

魔法少女になり隊(ましょ隊)について

 まずはご存じない方のために、「魔法少女になり隊」のオフィシャルサイトとプロフィールを参考リンクとしてまとめておきます。

 

魔法少女になり隊のオフィシャルサイト

mahousyoujoninaritai.com

 

魔法少女になり隊のオフィシャルYoutube Channel

www.youtube.com

 

プロフィール

ラウドでポップでファンタジーなRPG系バンド<魔法少女になり隊>。
2014年1月、火寺バジルがしゃべれなくなる呪いをかけられたため、魔法少女になり隊の冒険が始まる。火寺バジル、gari、ウイ・ビトン、明治の4人は、歌という魔法を使ってバンドの形式を用いてライブ活動を行っている。
2016年9月、ソニー・ミュージックレコーズが仲間になった!(メジャーデビュー)呪いをとくためにはみんなの力が必要らしい!?(「魔法少女になり隊 序章」参照)
魔法少女になり隊の冒険は続く…

 (オフィシャルサイトより引用)

 

 

僕は魔法少女になり隊(ましょ隊)にハマった

 初めて「魔法少女になり隊」を知ったのは2018年のアラバキロックフェスティバルでした。

 

 いい加減、三十路になると、ロックフェスで知らないバンドを開拓しようという気持ちは薄れてきます。

 

 それよりも遠くに聴こえるバンドのライブの音を肴に、テントで酒を飲んでいる方が楽しくなってきます。

 

 そんな僕が、アラバキのスキマ時間に何となくライブを見ただけの「魔法少女になり隊」にハマってしまいました。

 

なぜハマったか?

 ハマった理由は単純。それはライブが圧倒的に良かったからです。

 

 一曲も知らない状態で最初は冷やかし半分で見た僕ですが、楽曲が良く、かつ観客の煽り方も抜群に良かったのです。

 

 気づけば、うつ病の体で無理してノリノリの観客の中に僕も飛び込んでいきます。そして「魔法少女になり隊」にすっかり魅了されました。

 

 いや、これ事実なんですけど、活字にするとすごく気持ち悪いですね。

 

 医者からは「君は病人だ。ライブではしゃぐのはイースタンユースだけにしておけ。」と言われていたとかいないとか。その忠告を無視してすっかり楽しんでしまいました。 

 

 こんなライブ風景です。(アラバキ当日は野外でしたけどね)

 

www.youtube.com

 

 今も、「魔法少女になり隊」をBGMにこのブログを書いています。

 

 そんな僕、気持ち悪いですか?

 

 

 

ロック好きの目線から見た「魔法少女になり隊」

 さて、アラバキが終わり、ロックフェスの魔法から解けて(うまいこと言ったつもりがマジで気持ち悪いな、この表現)、冷静に「魔法少女になり隊」のどこがいいのかを、ロック好きの目線から分析してみました。

 

 

1. 音楽性

 DTMとバンドサウンドが融合しています。まぁ流行りといえば流行りなのですが。

 

 ポップなメロディを、メインボーカルである火寺バジルさんがエフェクトされたボーカルで歌います。素晴らしいのは、それだけで終わらずにgariさんのハードコアを彷彿とさせる男性ボーカルが要所で上手く絡んでいる点です。

 

 人によっては、このハードコアボーカルは不要と感じるかもしれません。しかし、このツインボーカルによって、単純なポップ・ロックとの差別化をはかり、表現の幅を広げています。これで取り込めた旧来のロック、パンクファンも少ないはずです。少なくとも僕はそうです。

  

2. ライブの良さ

 先ほどのライブ映像を見ていただければわかるのですが、とにかく男性ボーカルのgariさんが煽りまくります。というか好き勝手遊んでいます。なぜか脇毛ツルツルですし。

 

 こういうメンバーが好き勝手遊んでいるバンドって、いいライブをするんですよ。古くは「Hermann H.&The Pacemakers」のウルフ氏のように、本当にライブでの魅せ方が上手いです。

 

 「ヤバいTシャツ屋さん」にしてもそうですが、最近のいいバンドはライブ映えする「遊びの部分」を上手く使っています。魅せ方もよく研究しているなぁ、と感心します。

 

 これは狙ってやっているのか、天性のセンスなのかはわかりません。しかし、このバンドは本当にアタマがいいと思います。そういうバンドでないと生き残れないのかもしれないですけどね。

 

 逆に言うと「本格的なロックバンドの元気がない」ということでもあるのですが...。

 

 

結論:ライブに行け!

 北方謙三氏の名台詞「ソー◯へ行け!」のような結論になってしまいましたが、「魔法少女になり隊」は名前に反して本格的なライブバンドでした。

 

 こういうバンドは、ぜひライブで見るべきです。

 

 最後に公式のMVもう一本貼っておきますね。

 

www.youtube.com

 

 

 それではライブ会場でお会いしましょう!