Googleは広告業なのでWEBはつまらないテレビと同じ
「テレビはつまらない」のはなぜか? WEBは違うのか?
「テレビはつまらない」
そう思ったことはありませんか?
「確かに昔のテレビ番組はもっとくだらないことをやっていて面白かったけど、最近のテレビはどれも同じような内容ばかりでつまらないなー。」
どうしてもWEBを見る時間が長くなると、そう思ってしまいがちです。
ではなぜ既存メディアのテレビがつまらないと思ってしまうのでしょうか?おそらくは以下のような理由ではないでしょうか。
- 番組制作において、広告主(CMスポンサー)の顔色をうかがっているから、おもしろい番組が作れない
- コンプライアンスにガチガチに縛られているから、おもしろい番組が作れない
いずれにせよ、昔よりテレビ番組の視聴率は軒並み下がり、おもしろいと感じる番組も少なく感じます。
だとすれば、WEBの世界はそうではない、テレビとは違う、と言い切れるでしょうか?
WEBのコンテンツの多くはなぜ無料なのか?
WEBのコンテンツの多くはなぜ無料なのか?それを考えたことがありますか?
僕も下に紹介するツイートを見てハッ!としてグッ!としました。
検索エンジンができたばかりの頃には、まさか検索結果の上位が全て宣伝上手に占められるなんてYahooもGoogleも思いもしなかっただろうよ。まあYahooもGoogleも広告業だから仕方ないけどね。
— Hiroshi Matsui 松井博@Brighture (@Matsuhiro) 2018年5月17日
そう、WEBにもテレビと同様に広告主がいるから無料なのです。
あなたは何らかのWEBサイトを開いて、一度でも広告を目にしなかった日がありますか?
おそらくないはずです。大半のWEBサイトには、何らかの広告が貼られています。
この広告によって、ウェブの多くのコンテンツは無料で見ることができます。
勘のいい人であれば、ここで気づくでしょう。
これはテレビと何ら変わりがないことに。
WEBのコンテンツの多くはなぜ無料なのか?
不思議なことに、人はなぜか「テレビは嘘、WEBにこそ真実がある」そんな価値観に縛られがちです。
広告主に手足を縛られている点では、テレビとWEBは同じなのにも関わらず。
この勘違いは、あなたがGoogleを1つのIT企業として捉えているから起こってしまいます。Googleを世界で一番大きな広告代理店だと思えば、何か気がつくところがあるのではないでしょうか?
※かなり端折ってますけど、概ねこんな感じかと
一つのブログを例に考える
目の前に一つのブログがあります。
そのブログサービスの利用料が無料であれば、ブログサービス提供側で広告を貼り付けます。
ブログ執筆者がブログサービスの有料会員であれば、ブログサービス提供側ではなく、ブログ執筆者が自らの収益のためにGoogleの広告(Google Adsense)やアフィリエイトリンクを貼り付けているかもしれません。
その時点で、そのブログはGoogleやアフィリエイトの広告主に手足を縛られています。彼らの意に反する事はブログ執筆者は書けません。これではCMスポンサーに手足を縛られたテレビと違いはありません。
つまり、広告付きのブログ執筆者は誰かしらを広告主としているコンテンツ作成者なのです。
ではWEBのコンテンツを面白くするにはどうすればいいか?
理想はブログには広告を一切貼らずに、何の制約も受けずに好きなことが書けることです。
それでも収益が欲しい場合は?
もし、収益がブログ執筆の目的だとすると、広告クリックではなく、最終的には自らのビジネスに誘導するべきです。そして、ブログ自体ではなく、自らのビジネス(実業)で収益を上げるべきです。
その方が世の中のためにもなります。
しかし、自らのビジネスが以下のようなものであれば、もうWEBをつまらなくしていること(オワコン化)に加担しているだけです。
- Googleアドセンスの広告やアフィリエイトリンクをクリックしてもらうことによって成り立つビジネス
- 「ネットで楽して稼ぐ方法」という情報商材を売るビジネス
SEO対策も自ずと変わってくる
Googleが広告代理店だと考えると、SEO対策も変わってきます。検索順位のアルゴリズムは日々アップデートされているようです。Googleはその目的として「ユーザ体験の向上」などと言っています。
広告代理店の収益構造を考えれば、それがどの方向に向かうかわかるはずです。Googleは慈善事業団体ではなく営利企業ですからね。巷に溢れるSEO対策がどれほどコンテンツをつまらない方向に誘導しているかわかるはずです。
結論にならない結論
つまらないコンテンツを量産することによって、テレビと同様にWEB全体(正確にはGoogle検索かな)が見放されていく、そんなことを考えなければいけません。
そんなこといいながら、このブログには広告がペタペタ貼られています。
はい、これで説得力ゼロです...。
これでは僕はブロガー界のセックス・ピストルズになれません。
↓元ネタはこのパワーワードです↓
ほとんどの人がイケダハヤトのことを理解していないことが分かった!彼はブロガー界のセックス・ピストルズですよ!自らの行動で社会に対して問いを生み出し、概念になってく存在。
— サンガーノ (@Miyamo_H) 2018年5月16日
「こうなった方が社会は平和になる」。それを限界集落から、沸々と地道に時間をかけ、熱狂しながら情報発信している。 https://t.co/ecvOzsIYRm
これ、本気で言ってるんですかね?僕はラモーンズの方が好きなんですけど、説得力がないのでそれもダメですか?
そうですか。